空飛ぶクルマ、そして予約制に踏み切ったアメリカパビリオン――。
2025年4月中旬の大阪・関西万博では、未来を感じさせる出来事が次々に起こりました。
この記事では、4月14日〜21日にかけて話題となった注目トピックを、現地の様子や来場者の声とともにお届けします。
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🚁 大阪万博で空飛ぶクルマが初飛行
2024年4月14日、大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」がついに初めて空を飛びました。未来の乗り物が、実際に目の前でゆっくりと上昇し、空中を静かに旋回🚁。会場全体が、まるで映画のワンシーンのような光景に見とれていました🎥。
このデモ飛行は、今後の都市交通を大きく変えるかもしれない、そんな期待を感じさせる出来事でした。
🛫 デモ飛行の様子と来場者の驚き
今回飛行したのは、SkyDrive社の機体「SD-05」。
青と赤の“ミャクミャクカラー”をまとったコンパクトな機体で、パイロット1名が搭乗し、約10メートルの高さで7分間旋回しました🛩️。
観覧エリアでは、ヘリコプターのような大きな音や振動を予想していた人が多く、想像以上の静かさと安定感に驚く様子が見られました。
「想像以上に静かだった」
「未来のタクシーって本当にあり得るんだ」
「これは子どもにも見せたかったな」
こうしたリアルな声には、パンフレットやニュースでは伝わらない“生の感動”が詰まっています📖。
🌧️ 飛行中止と翌日の成功
本来は4月13日の開幕日に行われる予定だったこのデモ飛行でしたが、当日は悪天候に見舞われ、中止となりました☔。翌14日には空に晴れ間が広がり🌤️、無事に飛行が披露されました。
この「一日遅れの初飛行」は、多くの来場者の記憶に残る印象的な出来事となったようです。
🛩️ 展示機体と体験施設の見どころ



万博では、3つの企業が空飛ぶクルマの開発・展示を担当しています。それぞれの機体には異なる強みがあり、実用化に向けた方向性の違いも見えてきます🧩。
- SkyDrive/SD-05
パイロット1名+乗客2名。小型で静音性に優れ、短距離移動に適した設計。 - 丸紅/VX4(Vertical社製)
パイロット1名+乗客4名。高速かつ長距離飛行が可能な中型eVTOL。 - ANAホールディングス/Joby S-4(Joby社製)
パイロット1名+乗客4名。実用化を視野に入れた安定設計で、高度な制御性が特徴。
※日本航空(JAL)は開幕前にプロジェクトから離脱しています。
また、会場には「空飛ぶクルマ ステーション」という体験施設もあり、リアルな搭乗体験を模した「SoraCruise」も人気です🎥。映像・音響・振動の演出によって、座ったまま“空を飛んでいる”ような没入体験ができるほか、各機体の実物展示も行われており、子どもから大人まで楽しめるスポットとなっています🎯。

💬 SNSで見える期待と課題
空飛ぶクルマのデモ飛行は、YouTubeやX(旧Twitter)などでも動画が多数公開されており、現地に行けなかった方もその様子を確認することができます。
SNSでは称賛の声と同時に、冷静な視点も投稿されています。
「ドローンの延長という印象」
「地上走行できないのが残念」
「空域ルールはどうなるの?」
こうした声は、単なる批判ではなく、「実際に使われる未来」を見据えた視点として注目されます。社会実装を目指す技術に対して、ユーザーの期待と疑問が交差していることは、それだけ関心が高く、現実味が帯びてきた証でもあるのです。
✨ 今だけの未来体験を見逃さないために
空飛ぶクルマは、まだ開発途上の技術です。しかし、その“完成途中の姿”を実際に見て、体感できるのは、今この万博の期間だけ✈️。
未来の移動がどのように変わっていくのか。それをただ眺めるのではなく、自分の目で確かめ、体験し、考えることができる場所が、ここにはあります。
万博公式サイトや現地の案内でも、次回のデモ飛行スケジュールを確認できるので、予定を立てて訪れてみるのもおすすめです📆。
🌍 アメリカパビリオンの予約制がスタート
2025年4月20日、大阪・関西万博の人気パビリオン「アメリカパビリオン」で、混雑緩和のため試験的に予約制が導入されました🗓️。
背景にあったのは、想定を上回る来場者数と長時間の行列です。特に注目展示を中心に、最大4時間待ちのケースも発生。
こうした混雑を受けて、運営側はスムーズな入場を図るため、予約制の導入に踏み切りました。
🌕 なぜ「月の石」に行列ができる?
「月の石」は、1970年の大阪万博でもアメリカ館に展示され、日本中に強烈な印象を残した存在でした。今回の2025年万博で再び大阪に戻ってきたことで、かつて感動を味わった世代が、自分の子や孫とともに再訪するという“世代を超えた体験”を生み出しています🌕。
実際に展示されているのは、アポロ17号が持ち帰った本物の月の石。その希少性と歴史的な背景から、「一生に一度は見ておきたい」という声が多く、展示ブースには連日長蛇の列が発生しています。
さらに、SNS時代ならではの「見たことを残したい」「シェアしたい」という行動が行列に拍車をかけている側面もあります。「親も見た月の石を、自分も体験した」――そんな投稿が拡散されることで、この展示は単なる科学展示を超えた“文化的な現象”となっているのです📸。
🏢 予約制のしくみと注意点まとめ

予約制の導入は、混雑を防ぎながら来場者の満足度を高めることを目的としています🎫。
同時に、万博全体として「並ばない体験」を目指す運営方針の一環とも言えるでしょう。
予約の仕組みは、以下のように設定されています:
- 予約枠:30分単位で区切り
- 受付開始:来場3日前の午前0時から(先着順)
- 予約方法:公式チケットサイトまたはアプリで手続き
- 必要なもの:
- 万博IDの登録
- 来場日の登録
混雑しやすい日程では早い段階で埋まるため、余裕を持っての準備が安心です⏰ 。
この取り組みは、他の人気パビリオンにも広がっていく可能性があり、今後の来場計画にも影響を与えそうです。
👉 対象パビリオン一覧は公式PDF資料でも確認できます。
🗣️ 予約制に変わって来場者はどう感じた?
試験導入の段階ではありますが、来場者からは歓迎の声が多く聞かれています📣。
たとえば、次のようなリアルな声がSNSなどで見られました。
「最初から予約制にしてくれてよかった」
「当日並んだけれど入れなかったのが残念だった」
「並ばずに入れて快適だった。他のパビリオンもこうしてほしい」
これらの声からも、混雑によるストレスが大きかったことがうかがえます📌。
行列を減らすことで、会場全体の動線や体験もより快適になります。アメリカパビリオンの取り組みは、「並ばない万博」に向けた重要な一歩として、今後の運営にも良い影響を与えていくでしょう。
🎯 今週の注目トピックまとめ
大阪・関西万博2025では、「空飛ぶクルマ」と「アメリカパビリオン」という2つの注目トピックが、多くの来場者の関心を集めています。
SkyDriveによる空飛ぶクルマの初デモ飛行は、静かで安定した飛行を披露し、未来の都市交通の可能性を実感させる象徴的な瞬間となりました🚁。展示や搭乗体験ブースも人気で、次回の飛行日程にも期待が高まります。
一方、アメリカパビリオンでは、1970年の大阪万博でも話題を呼んだ「月の石」が再び展示され、世代を超えた関心が集中🌕。その結果、長時間の行列が発生し、2025年4月20日から試験的に予約制が導入されました。
混雑緩和と快適な観覧を目指したこの対応は、他パビリオンにも広がっていく可能性があります。今後の来場計画にも影響を与えるかもしれません。
どちらの話題も、未来を体験し、共有する万博ならではの臨場感あふれる出来事です。今後の動きにも注目が集まりそうです。