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【大阪万博 初日レポ】テストランと何が違う?混雑・感想・攻略ポイントまとめ

いよいよ迎えた2025年4月13日、大阪・関西万博がついに開幕しました!
天候はあいにくの雨、そして予想を超える来場者数。ネット上では「楽しかった!」という声の一方で、「想像以上に大変だった…」という投稿も飛び交い、初日ならではのリアルな反応があふれました。

では、実際に現地ではどんな1日だったのか?
ここからは、開幕初日の様子をもとに、「現地のリアル」と「知っておくべきポイント」をまとめてご紹介します。

🏟️初日の万博って、実際どうだった?

大阪万博の開幕初日、夢洲ゲート前の混雑の様子(上空から撮影)
出典:毎日新聞(2025年4月14日)
※本記事では、現地の様子を説明するために
報道写真を引用しています。

大阪・関西万博の開幕初日、現地はどんな様子だったのでしょうか?
SNSに投稿された生の声や、実際に現場を訪れた人たちの体験から、当日の雰囲気を詳しくひも解いていきます。

💬開幕初日のリアルな現地状況とは?

2025年4月13日、ついに開幕した大阪・関西万博。SNSでは「ついに始まった!」という期待の声が多く投稿された一方で、現地ではさまざまな困難が来場者を待ち受けていました。最も大きかったのは、朝から続いた冷たい雨と強風、そして14万人規模の混雑。
夢洲駅から会場への導線は長蛇の列となり、傘が壊れるほどの風の中、多くの来場者が雨に濡れながら開場を待つことになりました。

「ボクは入場に2時間弱、退場に40分ほどかかったかな。」(Xより)

「ネットでは色々言われてたけど、実際めちゃ楽しかった!雨が降って寒すぎる以外は良かった。また人混みが落ち着いた頃に行きたい。」(Instagramより)

このように、初日は「悪天候×混雑×寒さ」という三重苦の環境で始まり、多くの人が体力的にも精神的にも疲弊する結果となりました。

🌀なぜこんなに混雑したのか?現地で見えた3つの原因

では、初日にここまでの混雑と混乱が起きた背景には、何があったのでしょうか?
現地で実際に確認された状況やSNSの投稿をもとに、要因を3つに整理してみます。

1️⃣予想を超えた悪天候と会場特性の影響

夢洲という会場特性に、あいにくの天候が重なったことが混雑を助長した大きな要因です。海風の影響で体感温度はさらに低下。
傘が役に立たず、レインコートやカイロが必須アイテムとなるほどの寒さに、多くの人が想定外の消耗を強いられました。

  • 雨宿りできる場所が限られ、大屋根リングの下に人が密集
  • 海風が強く、春とは思えない寒さに
  • 傘の使用が難しく、傘が壊れるトラブルも多数

2️⃣長時間の滞留と混乱する導線

入場ゲートでは、指定時間より早く到着した来場者が列をなして滞留し、混乱を引き起こしました。
導線の案内不足や、列整理がうまくいっていなかったことも原因のひとつです。

「東ゲートまで1時間かかった。駅出てから会場に入るまでが一番しんどい」
(Xより)

待機列の運用や現場スタッフの情報共有が追いつかず、朝からの滞留がその後の混雑を引きずるかたちになりました。

3️⃣待機列で体調を崩す人も…

長時間の列待ちに加え、風雨で濡れた身体に冷たい空気が直撃。
SNSでは体調を崩した人の投稿も散見され、救護を受けた例や、途中で帰宅せざるを得なかった来場者の声もありました。

「午後1時頃の東ゲートでは雨に濡れながら進んでは止まる列ができ、『帰りたい』『ママもう無理』と泣き出す子供もいた」(b.hatena.ne.jpより)

防寒対策や体調管理が、想定以上に重要だった初日。こうした体験談は、今後訪れる人への大きなヒントとなります。

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📣SNSで見えた本音の声

大阪・関西万博の開幕初日、雨天の中で傘をさして並ぶ来場者の様子(再現イメージ)

初日の現地では大きな混雑と困難があった一方で、「それでも来てよかった」という声もSNSには多く見られました。
来場者が何に満足し、また何に苦労したのか、その本音を拾っていきます。

🌟ポジティブな感想に共通する体験とは?

ポジティブな投稿には、共通して「展示の迫力」「夜の演出」「親切な対応」など、具体的な満足体験が含まれていました。

「アメリカ館の映像すごすぎた!映画みたいで感動した」(Xより)
「雨でもガンダムパビリオンで子どもがずっと笑顔だった」(Instagramより)
「ライトアップが幻想的で、すべてが報われた気がした」(Threadsより)

このように、万博ならではの演出や体験が「大変だったけど行ってよかった」と感じさせる決定打になっていたようです。

😓やっぱりしんどかった…という投稿の背景

反対に、体調不良や予約の取りづらさ、食事の問題などから「行かなきゃよかった」と感じた人の声もありました。

「予約は全然取れず、食事も混んでて、正直疲れただけだった」(Instagramより)

このような感想は、主に「準備不足」「想定外の状況」によって満足度が下がった例であり、逆に言えば、事前の対策次第で回避可能なポイントも多かったことを示しています。

現地の空気をSNSから読み取っていくと、「大変だったけど、来てよかった」と思えた人は、事前にルートを決めていたり、感動できる展示に出会えていたりと、体験の中で“報われる瞬間”を感じていたようです。

一方、そうした体験が得られなかった来場者は、混雑や不便さばかりが記憶に残る結果に。

次のセクションでは、初日とテストランを比べて、何が改善され、どこに課題が残っていたのかを見ていきます。

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🔍テストランと初日、何が変わった?

大阪万博2025のテストランと開幕初日の違いを比較したイラスト。案内・混雑・スタッフ対応の変化を示している。

初日を迎えるまでに実施された「テストラン」では、万博の運営体制における問題点や改善の余地がいくつか浮かび上がっていました。
では、実際の開幕日にそれらがどう変化したのか?来場者の声をもとに検証します。

🗺️案内と誘導は良くなった?まだ迷った?

テストランでは「トイレが見つからない」「どこに並べばいいかわからない」といった声が多く見られました。
初日では案内表示が増設され、スタッフの数も増やされたことは確かですが、それでも「迷う」「混雑に追いついていない」という声が消えることはありませんでした。

「表示はあっても、混雑の中で見えない。紙の地図がほしかった」(Xより)
「スタッフの案内が場所によって違って、逆方向に並んでた」(Threadsより)

改善の意図は見えるものの、現場での統一感や実行力には引き続き課題が残るという印象です。

🍱飲食や屋根スペース、使いやすくなった?

テストラン時の課題だった「座って食べられない」といった問題に対し、屋根付きエリアや飲食スペースは若干増加したようです。
しかし、14万人という来場者数には対応しきれなかったという声も目立ちました。

「雨天時に座れる場所が限られており、屋根付きエリアや飲食スペースの増加も十分ではなかった」(Xより)
「屋根の下に人が密集してて、休憩できる空間じゃなかった」(Xより)

量の増加以上に「質」や「配置」「タイミング」が重要であることが明らかになった初日でした。

📶アプリや通信、初日はちゃんと使えた?

テストラン中にも「アプリが開かない」「混雑状況が見られない」といった問題が報告されていました。
初日も状況は大きくは変わらず、特に午前中は通信の不安定さが原因で「予約が取れない」「地図が読み込めない」などの声が多く投稿されました。

「QRコード表示されなくて入場できないかと思った」(ロケットニュース24より)
「通信が不安定すぎて、アプリを何度も再起動した」(Xより)

システムの負荷対応とバックアップ手段の強化が、今後の安定運用には不可欠であると感じさせる内容でした。

🧍‍♂️スタッフの案内、困った人はいなかった?

テストランでの「スタッフが足りない」「質問しても対応できない」という課題に対し、初日ではスタッフ数が増員されていました。
ただし、対応にはムラがあり、場所によっては混乱が広がっていたという証言も。

「並んでって言われたのに、別のスタッフには『まだ入れません』って言われた。どっちなの?」(Threadsより)
「聞いたら『わかりません』しか返ってこなかった。教育不足を感じた」(Xより)

人手の量だけでなく、情報共有と現場判断の統一がカギとなりそうです。

📊結局、テストランと比べて良くなったのはどこ?

一部では「案内表示の増加」や「スタッフの増員」といった改善が見られましたが、それ以上に“人の多さ”という新たな課題に、準備が追いついていなかったことが浮き彫りになりました。

「テストランより人が多すぎて、比較にならない。全部キャパオーバーだった」(Xより)
「改善は感じたけど、それ以上に問題も増えた気がする」(Instagramより)

万博が持つポテンシャルの高さは実感できたものの、それを“すべての人が安心して体験できる形”にするには、今後の運営強化が必要だといえるでしょう。

なお、テストラン時点で明らかになった課題については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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🧭これから行く人へ。「行ってよかった」にするための準備

大阪万博に向けて、親子がリュックに服を詰めて準備している様子(日本人親子の再現イメージ)

初日を経験した来場者の投稿からは、「もっと準備していけばよかった」「知っていれば防げたかも」という声も多く見られました。
ここでは、これから行く人が“後悔しない体験”をするためのポイントを整理します。

実際の訪問プランを立てたい方は、以下のモデルコース記事もあわせてご覧ください。

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ここでは、これから行く人が“後悔しない体験”をするためのポイントを整理します。

🌅朝イチで行くときに気をつけたいこと

朝一番のチケットを持っていても、早く着きすぎるとゲート前で長時間待つことになります。指定された入場時間に合わせて動くのがポイントです。

  • 開門前は駅〜ゲートが大混雑。特に雨の日は過酷
  • 入場時間に合わせて到着すれば、列の滞留を避けやすい
  • 早く着いた場合は駅でトイレや軽食などを済ませておくのも手

「早く着きすぎてゲート前で1時間以上寒さに耐えた。体力削られた」(Xより)

スムーズにスタートするには、朝の“行動設計”が重要です。

🔌アプリが使えないときの備え、ちゃんとある?

公式アプリが開けなかったり、予約やマップが見られないという声は初日でも多く見られました。事前のバックアップ対策がカギです。

  • チケットQRコードはスクリーンショットして保存
  • 紙の会場マップを印刷、もしくはPDFで端末に保存
  • 充電切れ対策にモバイルバッテリーを持参

「入場時にアプリが開かず、QRコード見せられなかった」(Instagramより)
「地図が開けなくて、方向感覚ゼロでさまよった」(Xより)

「紙に勝る安心なし」──そんな投稿が多かったのも印象的でした。

👨‍👨‍👧‍👦お子さん・高齢の方と行く人はここをチェック

天候の影響を強く受けた初日では、小さな子どもや高齢の方にとって非常に過酷な環境だったことがわかります。

  • 濡れない・冷えない服装(レインコート・カイロ)を用意
  • 途中休憩しやすいようレジャーシートや軽食を準備
  • トイレの位置を事前に確認し、早め早めの行動を

「子どもが寒さでぐずって、パビリオンどころじゃなかった」(Threadsより)
「高齢の親が長時間並ぶのは無理だった。もっと準備すべきだった」(Xより)

家族連れの体験価値は“快適さ”と直結します。無理をしない動線設計を。

📋現地で慌てないための立ち回り術

パビリオン予約や食事タイミングを間違えると、貴重な時間をロスすることになります。現地で慌てないよう、あらかじめ“軸”を決めておくことが大切です。

  • 「絶対行きたい1館」だけを決めておく(当日予約は1つまで)
  • 昼食は11時前後に早めに動く or 軽食持参で対応
  • 午後は空いている展示や屋外エリアを中心に回る

「パビリオン予約も食事も出遅れて、何も満足できなかった」(Instagramより)
「行きたい場所は決めてたから、混雑でも迷わず回れた」(Xより)

“全部見たい”を捨て、“これだけは見る”を決める。それが後悔しない体験につながります。

🔗 パビリオン予約はこちらから
👉マイチケットログイン

📶 会場内ではフリーWi-Fiも利用可能です。
通信が不安定になる場面もあるため、事前にWi-Fi接続方法を確認しておくと安心です。
👉大阪万博公式サイト|フリーWi-Fi案内
👉Wi-Fi接続案内ページ

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🎯まとめ|一番大切なのは「事前の準備」

万博を最大限に楽しむためには、ただ現地へ行くだけでは不十分です。初日を訪れた多くの来場者の声からは、「もっと調べておけばよかった」「準備の有無で体験が天と地ほど違った」という後悔や発見が数多く見えてきました。

⚠️初日で見えた“油断しがちな落とし穴”

どれだけ魅力的な展示や演出が用意されていても、寒さや行列に耐えきれず早々に帰った人、予約や地図がうまく使えず疲れ果てた人もいたのが事実です。特に初めて訪れる夢洲の環境や、当日の導線は予想以上に過酷な場面も。

「行けばなんとかなる」ではなく、「行く前にどれだけ準備したか」で満足度は大きく変わります。

👀SNSを見ただけじゃ分からない、現地のリアル

投稿された感想はどれもリアルですが、実際の会場の空気感や移動の大変さ、冷え込み、列の長さなどは、体験してみないと分からない部分も多くあります。だからこそ、“他人の感想”を参考にしながらも、“自分がどう動くか”を考えることが不可欠です。

SNSで得られる情報を活用しつつ、地図・服装・持ち物など自分なりの対策を整えることが、安心感や余裕につながっていきます。

🚀”未来を感じる場所”に変えるのは、来場者自身かも?

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。しかし、どんなに素晴らしい展示があっても、寒さや混雑でそれを楽しめなかったら意味がありません。

来場者一人ひとりが「ちゃんと準備して、ちゃんと楽しもう」と意識することで、万博という空間は“未来を感じる場所”になるのではないでしょうか。

あなたの準備と行動が、万博での体験を豊かにします。そして、その体験が、誰かの次の準備のヒントにもなるかもしれません。

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20年前、名古屋万博で全パビリオンを制覇した私が、主婦となり再び情熱を燃やす~大阪万博への想いを綴る~そんなサイトです!まだまだ成長中のページですが、ぜひ温かく見守ってくださいね。
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